収録している壁紙の解像度は3種類ある — 1080×1920で足りるのか
半数が1080×1920で、最新のiPhoneでは1.49倍に拡大されます。それで実際に困るのかを、拡大率の実数とともに正直に書きました。
壁紙サイトはたいてい「高画質」と書いています。しかし実際のところ、いま自分が使っているスマートフォンにとって十分な解像度なのかは、あまりはっきり書かれていません。
Drift Wallpapers に収録している壁紙も、実は3種類の解像度が混在しています。正直なところを書いておきます。
収録している解像度
| 解像度 | 枚数 | 割合 |
|---|---|---|
| 1080×1920 | 554枚 | 51.2% |
| 1440×2560 | 414枚 | 38.2% |
| 1242×2688 | 115枚 | 10.6% |
もっとも多いのは 1080×1920 で、全体の半分を占めます。いわゆるフルHD縦です。
以前このサイトでは、壁紙ページの仕様欄に「最大 1440×2560」と一律で書いていました。最大値としては正しいのですが、実際に配信している画像がその解像度とは限りません。今回すべて測り直して、各ページに実際の解像度を表示するように改めました。
いまの iPhone の画面はもっと細かい
問題は、最近のスマートフォンの画面解像度が上がっていることです。
| 機種 | 画面解像度 |
|---|---|
| iPhone 17 Pro Max / 16 Pro Max | 1320×2868 |
| iPhone 17 Pro / 17 / 16 Pro | 1206×2622 |
| iPhone 16 / 15 Pro / 15 | 1179×2556 |
iPhone 17 Pro Max は縦2868ピクセルあります。ここに 1080×1920 の画像を表示すると、高さを合わせるために1.49倍に引き伸ばされます。
| 素材 | iPhone 17 Pro Max での拡大率 |
|---|---|
| 1080×1920 | 1.49倍 |
| 1440×2560 | 1.12倍 |
| 1242×2688 | 1.07倍 |
1.49倍というのは、それなりの拡大です。等倍表示と比べれば、細部のシャープさは確実に落ちます。
それで実際に困るのか
ここは正直に書きますが、多くの場合はほとんど気になりません。理由がいくつかあります。
ひとつは、画面の物理的な細かさです。iPhone 17 Pro Max は約460ppiあり、1.49倍に引き伸ばされた画像でも、肉眼で識別できる限界に近いところで表示されます。写真を鼻先まで近づけて見れば違いは分かりますが、通常の距離ではまず判別できません。
もうひとつは、壁紙がぼかされて表示される場面が多いことです。iOS のロック画面は被写界深度エフェクトがかかることがありますし、ホーム画面ではアイコンの下に隠れます。もともと細部を見るための画像ではありません。
そして写真自体の性質もあります。空や水面や、ぼかした背景といったもともと細部の少ない絵柄は、拡大してもほとんど劣化が見えません。逆に、細かい葉や文字や金属の質感が写っているものは、拡大の影響が出やすくなります。
気になる場合の選び方
拡大が気になる場合は、壁紙ページの仕様欄で解像度を確認してください。各ページに実際の値を表示しています。
- 1242×2688 と 1440×2560 は、最新機種でも拡大率が1.1倍前後に収まります。細部のある写真を選ぶならこちら
- 1080×1920 は最新機種で1.5倍前後に拡大されます。空や抽象的な絵柄、ぼけた背景の写真なら実用上は問題ありません
なお、この拡大とは別に左右のトリミングも起きます。9:16 の素材を19.5:9 の画面に表示すると、横幅の約18%が切られます。こちらは解像度とは別の話で、どの解像度の素材でも同じように起きます。
数字を出しておく理由
壁紙サイトが「高画質」とだけ書いて解像度を明示しないことは珍しくありません。ただ、実際の値を出さないと、使う側は自分の機種で足りるのか判断できません。
今回すべて測り直したのは、以前の表示が実態と食い違っていたのを見つけたからです。554枚が 1080×1920 なのに全ページで「最大1440×2560」と書いてあるのは、間違いではないにしても正確ではありませんでした。各ページの仕様欄には、その壁紙の実際の値が出るようになっています。